彫り進み多色木版画

 「彫り進み多色木版画」とは、一版多色木版とは違い、少し彫っては刷り、また彫っては刷ると言うように、一枚の版木で彫進めながら、刷りを行う版画です。そして刷る際にはその都度色を変えていくので、多色版画になるわけです。具体的に参考作品として、私の作品を手順にしたがって紹介します。

 準備するもの  版木、簡易インク練り板、水性版画用インク、 スポンジローラー、バレン、鳥の子紙(厚手)、色画用紙、新聞紙など

黄色

 「残したい色の部分を彫る」これが基本です。初めに彫るところは、白く残したい部分です(この場合は白い紙に刷ったので、白い部分が最後まで残ります。)そして、まず、明るい色から刷っていきます。その方が発色が良くなります。刷るときは、はじめに机の上に紙を置き、その上インクをつけた版(スポンジローラーでつけます)を紙の中心にくるように合わせて重ねます。それをひっくり返し、ばれんで刷ります。枚数はできるだけ多めに刷ります。(先に進むとやり直しはできません)

緑色

 1で刷った後は、すぐに版を水で洗い流し、ぼろ布等で拭きます。次に、作品の黄色を残したい部分を彫り、緑で刷ります。紙の上に版を重ねて、1と同じ要領で刷るのですが、この時、紙が普通の版画(版が下で、紙を上に重ねる)とは逆に置いてから、ひっくり返して刷るので合わせやすいと思います。

 2で刷ったものに、今度は緑を残したい部分を彫り白で刷ります。この時、白で刷っても、重色の効果により、実際の白よりも暗くなります。特に画面全体が暗くなってしまった場合にも白を使うことにより、画面を明るくしたり、次の色の発色良くする効果があります。私の場合も、この色を雲の色に使うことと、次の空の水色の発色を良くしています。

水色

完成

 3の白(実際には灰色)を残したい部分(雲)を彫り水色で刷って「空飛ぶ植物」完成。

版木

 最終的な版の状態。

 

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